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平成17年度事業
「洗剤メーカーの工場見学会」開催報告
(社)全国ハウスクリーニング協会
副会長 柳澤 道子
平成17年9月7日(水)平成17年度事業として、工場見学会を開催した。今回36名の参加者があり、当協会の賛助会員でもある洗剤メーカー、株式会社リンレイの秦野工場・研究センターを見学した。
バスをチャーターし、東京駅を11:00に出発、車中にて昼食の後、途中海老名インターで休憩、現地に1:15に到着。工場長による工場の概要と製造ラインの説明の後、見学コース(製造ライン・研究センター)とセミナーコースの2班に分かれ、交互に見学・セミナーに出発した。
見学コースでは、初めにワックスや洗浄剤の原料の倉庫、ここには原材料の管理室があり、随時原材料のチェックが行われていた。
製造ラインに入り、製造棟よりパイプラインで結ばれており、充填から梱包までがロボット化されており一貫ラインで結ばれている。そのため意外なほど人の姿が見られず、各ラインの要所にわずかにチェックのために人が待機しているといった感じであった。
研究センターへの階段には、細かく切ったフローリング材が敷き詰められており、その一枚一枚の汚れ度合いが違っていた、おそらく洗剤の洗浄実験に使っているのであろうと思われる。研究センター内は様々な分析機があり、汚れの質や材質により実験が行われ、洗浄の適正に細かく気を遣っていることが伺われた。
研究センター棟には、セミナー室が設けられており、「汚れの種類と洗剤の選定」「フローリングにおける作業上の注意点」と題するセミナーがすすめられた。
セミナー「汚れの種類と洗剤の選定」
はじめに、汚れを知る(どんな種類の汚れがどのような状態で付着しているのか)、材質を知る(材質は傷つきやすいか、表面の形状は、耐洗剤性はあるか)、洗剤を知る(酸性・アルカリ性か、漂白剤、研磨剤が入っているか)、道具を知る、ことが適切な洗浄方法につながる早道であると説明の後、「フローリングにおける作業上の注意点」として、トイレ洗浄、便器の尿石の落とし方、流し台の水垢の落とし方、窓ガラスのウロコ汚れの除去など各部位別の除去の仕方と洗剤の選択、最後にフローリングの作業上の注意点と題し、トラブル例や、メンテナンス上の注意点、ワックスがけの注意点についてを具体的に講義が行われた。
今回の洗剤工場の見学会は初回ということもあり、帰りの車中でアンケートに答えていただいた。抜粋を見てみると
(1)今回の企画について
……非常によい・参考になるがほとんどであった。
(2)協会に対する要望
……時間がないのかせかせかしていた
……今後も続けてほしい
……全ハ協を一般ユーザーにもっとPRしてほしい
(3)今後の企画希望について
……エアコン洗浄の講習とを安く実施してほしい
……資材関係の工場見学なども実施してほしい
……建築・建材についても勉強したい
など、前向きな回答がほとんどであり、知識を求めていることがよくわかった。
このように今回の工場見学会はおおむね満足を与えられたようであった。要望も具体的であり、会員の皆様の知識欲の大きさに、圧倒され、協会の活動の充実を図る上で、力強い後押しを得た思いであった。会員の皆様に利用していただける新たな事業を2回、3回と展開し、技術・情報の発信元となる協会を目指します。
写真ネーム
原材料倉庫で、ワックスの原料の説明を受ける
研究センターでは、様々な実験が行われていた
セミナーは「汚れを知る」と、清掃の基本概念から行われた
最後に全員が集まっての質疑応答も行われた
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